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コラム:交通事故証明書

2024.01.08
1 はじめに

交通事故証明書は、交通事故が発生した事実を明らかにする書類であり、各種手続をする際の基本資料となります。そこで、以下では、交通事故証明書について説明していきます。

 

2 警察へ報告

交通事故の当事者は、交通事故に遭ったことを警察に届けなければなりません。届出をしなければ、警察(自動車安全運転センター)から交通事故証明書を発行してもらうことができず、今後の損害賠償請求等に支障が生じるからです。

加害者から警察に届出をしないで欲しいと頼まれたとしても、また軽微な物損事故であったとしても、当事者の一方は、必ず、警察に届け出るべきです。

 

3 記載内容

交通事故証明書には、①事故の日時・場所、②当事者の氏名・住所・生年月日、③自賠責保険の会社名、④事故類型、⑤事故車両の種類が記載されています。

また、交通事故証明書の右下には、人身事故、物件事故のいずれかが記載されています。

以上から明らかなとおり、交通事故証明書は、交通事故があった事実を証明する基本資料となります。そのため、民事訴訟を提起する場合、交通事故証明書を必ず提出しなければなりません。

また、当事者の一方が相手方の自賠責保険会社に対し被害者請求をする場合、交通事故証明書を確認すれば、相手方の自賠責保険会社を知ることができます。

 

4 取得方法など

警察の自動車安全運転センターに交通事故証明書の申請書が備え付けてあります。また、手数料は1通あたり540円となります。

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